カシメの付け方

唐突ですが、
気楽な感じで カシメの付け方を ご紹介いたします。
鞄に革の持ち手を付ける事を想定しています。

画像の布は 鞄のつもりです。
一般的なハンドメイドバッグの芯材を選んでいます。

・表生地 ストフリネン+不織布芯材0.4mm+スライサー0.6mm
・内生地 リバティタナローン(紫色)+不織布芯材0.4mm
・本革 持ち手 厚み約4.5mm




①『ポンチ』で穴をあけます。
 私は いつも 100円均の小さなカッターマットを下に敷いてます。
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②ポンチの直径は3mmくらいです。
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③鞄生地の下(内布側)から カシメのオス(足の長い方)を通しました。
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 鞄生地の下(内布側)から 見たところ。 
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④カシメの足は、4mmくらい飛び出す程度が良いと思います。
 柔らかい素材に付ける時は もう少し短くてもOKです。

 鞄は場所によって生地の厚みが違いますので、
 使用したカシメは どちらも 14.5mmですが、
 出ている足の長さが違います。
 右は ちょっと長めですが、まあ大丈夫でしょう。
 左は 長過ぎて手打ちではNGです。
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⑤カシメの足をよく見ると、小さな窪みがあります。
 この窪みが見える程度に 足が出る様にしてください。
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⑥カシメの足に 蓋(カシメのメス)を被せました。
 外れにくい様に、蓋を軽く指で押さえてくださいね。
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⑦ここから『打ち台』を使います。
 打ち台は なくても固いもので代用可能ですが、
 やはり しっかりとした金属のものは あると便利です。
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⑧打ち台の窪みに カシのオスを はめて使います。
 画像は使用イメージです。
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⑨実際には こうなります。
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⑩『打ち棒』の窪みを カシメの頭にかぶせて、
 打ち棒のおしり(?)を金槌の平らな面で叩いて かしめます。
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 この時のポイントは、

 ★打ち棒は 最初から最後まで 垂直にキープし続けて、
  金槌も垂直に叩いてください。
 ★最初は 軽くゆっくり叩いて、
  カシメのオスとメスが真っ直ぐ はまる様に気を付けてください。
  最初から力を入れて叩くと 曲がりやすいです。





⑪金槌を叩く回数は、私は だいたい 7〜9回くらい。
 カン カン カン カン カン 、、、

 おっとっと!
 ちょっと力を入れて叩き過ぎてしまいました!
 カシメの頭が沈んでしまいました!
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 失敗、というほどではないけれど、ちょっと やり直しましょう。





⑫失敗したら『喰い切り』で 外します。
 喰い切りがなければ ペンチ等で頑張ってください。
 カシメの失敗は面倒ですので、品質の良いカシメがオススメです。
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⑬こちらは成功画像です♪
 表側のカシメは 打ち棒の窪みで きれいなドーム型になっています。
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 裏側のカシメも 打ち台の窪みで きれいなドーム型になっています。
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⑭さて、もう1つの 足の出過ぎたカシメですが、対処方法は 2つ。

 A もっと足の短いカシメに変更する。
   この場合は、14.5mm → 12.5mm と変更すれば良いでしょう。
 B 生地の厚みを増す。
   12.5mm にすると 今度は短か過ぎる場合も こうして下さい。
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⑮今回はBの生地厚を増す、の方法で。
 裏側に 少し厚手の革をあてました。
 生地の補強にもなりますね♪
 実際の作品では 革はもっと綺麗にカットしてくださいね。
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⑯裏に革をあてて、ちょうど良い飛び出し具合になりました♪
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⑰また⑥と同じ様に 蓋を被せて、
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⑱また⑦と同じ様に 打ち台を使用して、、、
 でも今度は 打ち台は 裏側を使ってみましょう。
 ⑧では、カシメは 打ち台 表の窪みにはめて打ちましたが、
 今回は、カシメは 打ち台の 裏 の平らな面に乗せて打ってみます。
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⑲打ち終わると、
 表のカシメは、前と同じくドーム型ですが、
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⑳裏のカシメは、前と違って平らに仕上がっています。
 (画像では分かりにくくてスミマセン)
 場所によっては、平らに仕上げたい事もあります。
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★きちんと取付けられたカシメは、頭が全く動きません。
 頭がクルクル回るようなら、かしめられていません。
 もっと叩きましょう。






ちなみに、私は 打ち台は もっと大きなものを使用しています。
でも、お値段が高くなってきますので、
最初はプチプライスの小さな打ち台で試してみてはいかがでしょう。
小さな打ち台は、後で大きなものを買い足したとしても
無駄にはなりません。
大きい打ち台が入らない部分などで活躍します。
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一方、打ち棒の方は、
最初から それなりのものを購入された方が よろしいかと思います。
画像 左の様な、短くて細い打ち棒は失敗します。
最高級のものでなくても構いませんが、
打ち棒は、太くて長い のが重要ポイントと思います。
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画像の打ち棒は どちらも同じ中サイズカシメ用です。
短いものは 狭い場所などで必要な時もあります。





穴あけ用のポンチは、お値段はピンキリです。
100円ショップにもありますが、使えないものが多数です。
高いものは切れ味が長持ちします。
慣れない内は 刃を傷める事が多いと思いますので、
最初から高いものを買わなくても良いと思います。
そこそこ使える程度の お手頃価格のものが良いと思います。


以上は、鞄に固く厚い革持ち手をカシメで取付ける場合を
想定して書いています。

私個人の見解ではありますが、
カシメ歴、すでに十数年ですので、そう間違いでもないでしょう。

アレはダメとか、ストレートに書いちゃってますけど、
ご容赦くださいね。



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( 2016.07.22 ) ( Handmade その他 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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