FC2ブログ
夏休みの鞄作り

先日 仕上がったスモールスザンナの夏鞄、
大変 気に入りまして、今後も幾つか作るつもりで型紙を整理しました。
IMG_3878_convert_20120723094226.jpg
鞄って、シンプルなものでも型紙の数はとても多いんです。
表布用 裏布用 レザー用 芯用、それに各所への補強芯用。
この鞄も 型紙数は軽く30枚を超えています。
でも、同じ物を幾つか作る時は、面倒でも全ての型紙をとる方が
結局のところ、その後の作業効率は上がると思います。





型紙が整理できて、次に使いたいのがこちら。
IMG_3879_convert_20120723094242.jpg
とても良い色合いのオレンジレザーと それにピタリのフェリシテ。
このレザーのオレンジ色、とてもステキで 最近のヒットです。





できれば こちらのフェリシテでも作りたいのですけれど、
どうかな、革が足りるかな?
IMG_3880_convert_20120723094253.jpg
この鞄、今までで一番 革をたくさん必要とするデザインなんです。
中型のトートバッグが オールレザーで作れてしまうくらい
革をたくさん使用しています。





レザー用の型紙を 革に載せてみましたら、
一見、革は足りている様にも感じますが、でも実は足りていません。
IMG_3882_convert_20120723094304.jpg
ショルダーストラップや 飾りベルト、巾着の革ひも等々、
型紙を作っていないものも結構たくさんあるんです。
これらを裁断し忘れて 制作を進めてしまうと大変です。
カラーレザー、同じ物を手に入れるのは難しいですから。




革の裁断で失敗を重ねる内に、
無駄にも感じてしまうような こんな型紙も作る様になりました。
そんなにキッチリとではなく、ザクッとですけれど。
IMG_3886_convert_20120723103344.jpg
最近はレザーパーツの数も増す一方なので、取り忘れが無いように。
それに 長いパーツもとれるかどうか、
革に型紙を載せるだけで一目で分かりますので、なかなか便利です。





それから、同じ型紙で 2枚の裁断をする時の為に、
ちゃんとした型紙とは別に、もう1枚 別に ザクッと型紙を作ってます。
あらだち用と描き殴った型紙が それです。
これも 取り忘れを防ぐ為に。
IMG_3883_convert_20120723094314.jpg
革は、細かい方向や 厚み、それから傷やムラなど、
色んな事を考慮しながら裁断していきますので、
必要パーツ数と同じ数だけの型紙があるのは とても便利です。
必要以上に大きく粗裁ちしてしまう事もなくなりますし、
効率よくパーツもとれたり、
革を無駄する事が少なくなると重います。




さて、そろそろ、
裁断した革の処理を始めてまいりましょう。

巾着型の夏鞄は、革の重なる部分の多いデザインです。
3〜4枚は あちこちで重なりますし、5〜6枚も重なる部分もあります。
ですので、とにかく革漉きです。
いつも鞄の始まり革漉きから。

色んな刃物を使って、手作業で、
革の縫い代や厚みの出過ぎる部分を 薄く削いでいきます。
ちなみに、革を漉くのは とっっっても難しい作業です。
ものすごく時間もかかりますし、
失敗したらアウト、やり直しは出来ません。


集中と時間を要する この地道な作業、
ええ、もうアタクシ 大大大好きですとも。


一昨日は 10時間くらいは革漉きばかりしておりました。
集中してますので画像はありません。
音だけです。


刃物で革を、漉き 漉き 漉き 漉き 漉き 漉き、、、、、
漉き 漉き 漉き 漉き、延々と、漉き 漉き 漉き 漉き、、、、、

漉き 漉、、、、、グサッ。
ギョエェ〜ッ。

気を取り直し、漉き 漉き 漉き 漉き 漉き 漉き、、、、、
漉き 漉、、、、、グサッ。
グエェ〜ッ。

うっうっうっ。
指が痛いわ、(年だから)血が止まらないわ。

でも頑張れ私、あともう少しよっ。
漉き 漉、、、、、ボコッ。
ドッヒャアァ〜ッ。

かっ、革に穴がぁぁぁ〜〜〜!!
しく しく しく しく。


もうイヤッ、こんな生活っ!
と、ふて腐れ、深夜にこの動画をウットリ見てしまいました。

分かっちゃおりましたけれど、
手作業だと何時間も苦労する作業も、
この魔法のマシーンがあれば一瞬です。

革漉き機、欲しくて欲しくて、
私のパソコンで、あまいものだいすき を変換すると、
甘いもの大漉き になるくらい欲しくてたまらないのです。

でも、高くて そして品薄で、
予算内では手に入れる事が出来ず、我慢しておりました。

でもでもでもでも!
もう我慢できません!
失敗した革は諦めるにしても、それに費やした時間は戻って来ません。
睡眠不足に因る お肌の老化と引き換えに、革を手漉きしとりますのに。





と、そんなこんなの経緯で、
真夜中に やおら アトリエの整理と掃除を始めました。
IMG_3884_convert_20120723094326.jpg
革漉き機のサイズは 巾120cm × 奥行60cm。
工業用ミシンと同じくらい大きいのです。





数時間かけて収納を見直し、左の棚を ひとつ空っぽにしました。
ちなみに、この棚のサイズは、 巾100cm × 奥行40cm。
これをアトリエから出せば、なんとかなりそうです。
IMG_3885_convert_20120723094338.jpg
さあっ、革漉き機くん、いつでも来たまえっ、我がアトリエにっ。


、、、なんて言って、まだオーダーした訳じゃありません。

だって お高いんですもの〜。
縫うものなら、ですけど 縫い代を薄くするだけのものですからね。
ついつい出し渋ってしまいます。

ネットショップだと お安めのものもある様ですが、
私は今回も いつものミシン屋さんにお願いするつもりなんです。
そろそろミシン屋さんにメールしてみようと思います。




いい革漉き機がありますように
人気ブログランキングへ
ポチッとお祈りして下さい。
関連記事
スポンサーサイト






( 2012.07.23 ) ( Handmade 制作の記録/鞄 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
コメント

コメントする?












 秘密コメント

トラックバック
トラックバックURL