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夏鞄、完成しました♬
 (一番下に [追記] 致しました。)

夏鞄は巾着型。
なのに 肝心の口を絞るものが なかなか上手く出来なくて、
先週からずっと四苦八苦しておりました。

最初に予定していたのは、
タナローンのスモールスザンナで 細長いスカーフ紐(?)で絞る、
といった 夏のマダムに相応しい艶やかなもの。
しかし これは失敗。

で、今度はこんな革紐を作ってみました。
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革ひもの厚みや巾、これも試行錯誤してやっと決まりました。
24mm巾の短冊状にカットした革を 三つ折りにしています。





でも、この革はサイズが小さく 充分な長さがとれませんでしたので、
同じ紐を2本作り、真ん中で繋いでいます。
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25mm程 しっかりと縫い合わせていますので、
つなぎ目が 切れたり伸びたりする心配はなさそうです。




この後の色々、全てを書くと長くなってしまいますので、
紆余曲折の結果、と 一言でまとめる事に致しまして、




夏鞄、ようやく完成いたしました
夏が終わる前に仕上がってバンザイ
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四苦八苦の紆余曲折のわりには、とってもフツーな巾着鞄。





革紐は色々なバージョンを試してみましたが、
今回の素材では このフツースタイルが最も使い勝手がよろしかった。
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紐の先にはタッセルを
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紐のつなぎ目は 革パーツで隠しました。
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この部分 わりとイイのです。
鞄の背面中央に ちょうど紐の真ん中のつなぎ目がくるのですけど、
分厚めの革パーツが少しストッパーの役目を果たし、
巾着の口を開け閉めしても 紐がずれにくくなりました。
怪我の功名ですね。





ショルダーストラップは しっかり25mm巾。
片側はアミナスカンで本体に繋いでいます。
ショルダーストラップの付け位置は
巾着型の鞄口の開閉がしやすい様に 考えて付けています。
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それから、珍しくポーチを作ってみました。
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革の飾りまで付いて、一見 ご立派なポーチの様ですが、、、





実は ZUBORAブランド。
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内布 な〜し!
型紙 な〜し!
縫い代 切りっぱな〜し!
何もかもが目分量〜〜〜!

世の中に、これ以上 簡単なポーチはなかろうよ。

超カンタンZUBORAポーチ、一度 これをやってみたかったんです。
せっかくのビニコですからね、布地じゃ無理ですから。





クオリティは低いですけど、
でも 思いついたらサクサクッと作れちゃう こんなモノも
たまには よろしいでしょう。
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一枚仕立てだと もっとヘナヘナになるかと思いましたが、
でも そこはやっぱりビニコ、
それなりにですが、まあまあ ちゃんとしております。

このZUBORAポーチ、
気軽に作れて 気軽に使えて、私は ちょっと気に入りました。
鞄本体では もう使う事のなくなってしまった
市販品のファスナーの在庫がたくさんありますので、
このポーチ、しばらく続けて作るかもしれません。




ところで、最後になってしまいましたが、
バッグ型パスケースを落札して下さった方々、
お取引の間 常に迅速に御連絡頂きまして どうもありがとうございます。
出品者の私の方が 御連絡が遅れがちになってしまい申し訳ありません。

実は先週、長男がマイコプラズマ肺炎になってしまい、
この数日バタバタとしておりました。

普段は 風邪もインフルエンザもオレ様には関係ねーといった感じの
長男ですが、今回は咳が酷くてちょっと大変そうです。

マイコプラズマ肺炎、チバリー地方で大流行中なのだそうです。
皆様も どうぞご自愛くださいませ。



[ 追記 ]
「アート・建築・デザイン本マニア」さんに、
 このブログを紹介して頂ける事になりました。
「厳選!ハンドメイド小物ブログ」のカテゴリです。

「Quilt me」のYukaさんも紹介されています。

 ちょっと奥さま、厳選 ですってよ、厳選っ!
 おほっ




ココに来て感染したかもっ!
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( 2012.07.20 ) ( Handmade 制作の記録/鞄 ) ( COMMENT:6 ) ( TRACKBACK:0 )
夏休みの鞄作り

先日 仕上がったスモールスザンナの夏鞄、
大変 気に入りまして、今後も幾つか作るつもりで型紙を整理しました。
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鞄って、シンプルなものでも型紙の数はとても多いんです。
表布用 裏布用 レザー用 芯用、それに各所への補強芯用。
この鞄も 型紙数は軽く30枚を超えています。
でも、同じ物を幾つか作る時は、面倒でも全ての型紙をとる方が
結局のところ、その後の作業効率は上がると思います。





型紙が整理できて、次に使いたいのがこちら。
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とても良い色合いのオレンジレザーと それにピタリのフェリシテ。
このレザーのオレンジ色、とてもステキで 最近のヒットです。





できれば こちらのフェリシテでも作りたいのですけれど、
どうかな、革が足りるかな?
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この鞄、今までで一番 革をたくさん必要とするデザインなんです。
中型のトートバッグが オールレザーで作れてしまうくらい
革をたくさん使用しています。





レザー用の型紙を 革に載せてみましたら、
一見、革は足りている様にも感じますが、でも実は足りていません。
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ショルダーストラップや 飾りベルト、巾着の革ひも等々、
型紙を作っていないものも結構たくさんあるんです。
これらを裁断し忘れて 制作を進めてしまうと大変です。
カラーレザー、同じ物を手に入れるのは難しいですから。




革の裁断で失敗を重ねる内に、
無駄にも感じてしまうような こんな型紙も作る様になりました。
そんなにキッチリとではなく、ザクッとですけれど。
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最近はレザーパーツの数も増す一方なので、取り忘れが無いように。
それに 長いパーツもとれるかどうか、
革に型紙を載せるだけで一目で分かりますので、なかなか便利です。





それから、同じ型紙で 2枚の裁断をする時の為に、
ちゃんとした型紙とは別に、もう1枚 別に ザクッと型紙を作ってます。
あらだち用と描き殴った型紙が それです。
これも 取り忘れを防ぐ為に。
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革は、細かい方向や 厚み、それから傷やムラなど、
色んな事を考慮しながら裁断していきますので、
必要パーツ数と同じ数だけの型紙があるのは とても便利です。
必要以上に大きく粗裁ちしてしまう事もなくなりますし、
効率よくパーツもとれたり、
革を無駄する事が少なくなると重います。




さて、そろそろ、
裁断した革の処理を始めてまいりましょう。

巾着型の夏鞄は、革の重なる部分の多いデザインです。
3〜4枚は あちこちで重なりますし、5〜6枚も重なる部分もあります。
ですので、とにかく革漉きです。
いつも鞄の始まり革漉きから。

色んな刃物を使って、手作業で、
革の縫い代や厚みの出過ぎる部分を 薄く削いでいきます。
ちなみに、革を漉くのは とっっっても難しい作業です。
ものすごく時間もかかりますし、
失敗したらアウト、やり直しは出来ません。


集中と時間を要する この地道な作業、
ええ、もうアタクシ 大大大好きですとも。


一昨日は 10時間くらいは革漉きばかりしておりました。
集中してますので画像はありません。
音だけです。


刃物で革を、漉き 漉き 漉き 漉き 漉き 漉き、、、、、
漉き 漉き 漉き 漉き、延々と、漉き 漉き 漉き 漉き、、、、、

漉き 漉、、、、、グサッ。
ギョエェ〜ッ。

気を取り直し、漉き 漉き 漉き 漉き 漉き 漉き、、、、、
漉き 漉、、、、、グサッ。
グエェ〜ッ。

うっうっうっ。
指が痛いわ、(年だから)血が止まらないわ。

でも頑張れ私、あともう少しよっ。
漉き 漉、、、、、ボコッ。
ドッヒャアァ〜ッ。

かっ、革に穴がぁぁぁ〜〜〜!!
しく しく しく しく。


もうイヤッ、こんな生活っ!
と、ふて腐れ、深夜にこの動画をウットリ見てしまいました。

分かっちゃおりましたけれど、
手作業だと何時間も苦労する作業も、
この魔法のマシーンがあれば一瞬です。

革漉き機、欲しくて欲しくて、
私のパソコンで、あまいものだいすき を変換すると、
甘いもの大漉き になるくらい欲しくてたまらないのです。

でも、高くて そして品薄で、
予算内では手に入れる事が出来ず、我慢しておりました。

でもでもでもでも!
もう我慢できません!
失敗した革は諦めるにしても、それに費やした時間は戻って来ません。
睡眠不足に因る お肌の老化と引き換えに、革を手漉きしとりますのに。





と、そんなこんなの経緯で、
真夜中に やおら アトリエの整理と掃除を始めました。
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革漉き機のサイズは 巾120cm × 奥行60cm。
工業用ミシンと同じくらい大きいのです。





数時間かけて収納を見直し、左の棚を ひとつ空っぽにしました。
ちなみに、この棚のサイズは、 巾100cm × 奥行40cm。
これをアトリエから出せば、なんとかなりそうです。
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さあっ、革漉き機くん、いつでも来たまえっ、我がアトリエにっ。


、、、なんて言って、まだオーダーした訳じゃありません。

だって お高いんですもの〜。
縫うものなら、ですけど 縫い代を薄くするだけのものですからね。
ついつい出し渋ってしまいます。

ネットショップだと お安めのものもある様ですが、
私は今回も いつものミシン屋さんにお願いするつもりなんです。
そろそろミシン屋さんにメールしてみようと思います。




いい革漉き機がありますように
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ポチッとお祈りして下さい。



( 2012.07.23 ) ( Handmade 制作の記録/鞄 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
婿入り間近

暑い夏日の真夜中に、アトリエから棚を一台 外しました。
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ポコッと出来た空きスペース、
小さく見えますけれど、巾120cmあります。
これで、婿を迎え入れる準備は もう万全です。

迎える婿の名は 革尾 漉き太郎
今回は あっけなく予算内で見つかったんです。
ちなみに予算は20万チバリードルでした。

フリースペースは大きめに出来ましたが、
漉き太郎くんの専用テーブルのサイズを小さく加工してもらいますので
少し余裕を持って設置する事ができそうです。

機種は よく分かってないのですが、NIPPI のものです。
ミシン屋さんには全幅の信頼をおいていますので、
何を買うにしても いつも全てお任せなのです。
お世話になっているミシン屋さんは とても素晴らしくって、
私の鞄や材料をチラと御覧になるだけで、
私が今 何を欲しがっているか 何が必要かとか、全てはお見通し。
いつも何もかも的を得た対応をして下さるんです。

革尾 漉き太郎くんは、現在 ミシン屋さんで 婿入り修行中です。
やって来たら またご紹介しますね。





手作業での革漉きに失敗して革に穴をあけたのが きっかけとなり、
アトリエを整理&掃除しまくりました。
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ピカピカ&スッキリ〜〜〜♪

生地は本当に使いたいものだけを残し、残りはアトリエから出し、
巻物の革や芯も、かなり整理しました。
アトリエ内に置いてあるのは、いつも使うものだけで、
使用頻度の低い巻物は 別の部屋の巻物置場へ大移動。
反対に、
巻物置場からアトリエにレギュラー入りさせたものもあったり、
整理&掃除のおかげで、
アトリエだけではなく、心も脳内もスッキリ気持ち良くなりました。


子どもがいると、夏休みは忙しくて 鞄作りは捗りませんが、
スッキリした所で、革漉き機の修行に励みたいと思います。

お〜い、漉き太郎や〜〜〜い。
早くおいで〜〜〜。




皆でココを押して
漉き太郎を呼びましょう♪
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早くいらっしゃ〜い!



( 2012.07.25 ) ( Handmade 私のアトリエ ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
夏鞄、出品いたしました♪
[ MyAuction ] ← よろしかったら覗いてみて下さいね。 (^人^)

おはようございます。
リバティ ビニコ スモールスザンナの巾着型ショルダー
さきほど出品いたしました。
よろしかったら御覧くださいませ。

タイトルは夏鞄としておりますが、
革が 落ち着いた微妙な色合いの水色ですので、
夏以外の季節でも 違和感なくお持ち頂けるかと思います。

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こちらは 鞄口を絞る巾着型のバッグですので、
今回は いつになく ソフトな鞄を目指しました。
ソフトですが、肉厚でしっかり丈夫、そして きちんと自立。
拘りの業務用芯材で、とても お気に入りの鞄になりました。

芯は、入手が難しく 手間をかけ苦労して仕入れたものです。
厚みと弾力のある芯ですが、
一般的な スポンジやウレタン系の芯とは違って、
耐久性の非常に高いものです。
ビニコのこの型の鞄では 理想的な質感に仕上がっているかと思います。

ちなみに、革へは全体芯を貼らず 革の質感をそのまま活かしています。
ですので、革を選ぶことになりますが、
この巾着型ショルダーはとても気に入りましたので、
また幾つか作りたいと思っています。


最近、鞄作りが楽しくて楽しくてたまりません。
何もかも忘れて 鞄作りに没頭したいくらいの勢いです。

専用の工業用ミシンを手に入れてからは、
今まで諦めていた事ができる様になり、可能性が広がりました。
上下送りのミシンで パワーがあって、何でも縫えるんですもの!
これは とっても大きな自由だと思います。

さて、
間もなく我がアトリエに 待望の 革尾 漉き太郎くんがやってきます。
これで また1つ 制作の制限がなくなり、
また1つ 自由が増える事になるでしょう。

婿入りは、本日の午後。
ああ、楽しみ
イケメンだったら いいなあ


婿がイケメンでありますよーにっ!
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ポチリとお祈り下さい。



( 2012.07.26 ) ( Handmade 制作の記録/鞄 ) ( COMMENT:2 ) ( TRACKBACK:0 )
革漉き機 納品
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             たくさんのアクセス&御入札、誠にありがとうございます。
(^人^)


昨日の午後、我がアトリエに新しいメンバーが加わりました。
頼もしい日本男児、彼の名は 革尾 漉太郎くん。
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とても良い男です。
昨日の納品後、一通りレクチャーを受け、
今は その内容を頭の中で整理したり、復習したりしてるところ。
ごちゃついた脳内をもう少しスッキリさせてから、
この男の事は 改め ご紹介したいと思います。

、、、でも、こんなのに興味がおありの方はいらっしゃるかなあ?





漉太郎を迎えるにあたって、
そのスペース確保の為に アトリエから棚を一台 外しました。
それで 巾は充分にとれましたが、でも奥行きが不足気味。

そこで、巨大なアイロン台を少し改造して小さくする事にしました。
アイロン台は自作のアイデア品。
ビスを抜かずに 自由自在に分解できちゃう優れものです
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このアイロン台から、
ピョコンとはみ出ている 金属製のアイロン置き場を外しました。
アイロン置き場の側には 腕ミシンがあるんです。
アトリエのスペースに余裕がなくなってしまいましたので、
ピョコンとはみ出したままでは いずれ腕ミシンを使用中に、
うっかりと火傷をしてしまいそうですから。

外したアイロン置き場は、再利用して その内 復活させたいと思います。





ちなみに、
アトリエから出した棚は 別の部屋で使用しています。

再利用の場は、ベッドリネンを置いているコーナー。
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この棚は 巾100cm 奥行40cm 高さ205cm。
ここに、家族4人分の 季節外の布団とベッドパッドを集約させました。

夏の今は 冬物を収めている訳ですが、
これがもう 気持ちいいくらいにピッタンコ!

埃よけに 簡単な扉を付けるつもりですけど、
あんまり美しく収納できたので、隠してしまいたくないくらい。

それに、出し入れもラクラク簡単です。
冬の毛布は片付けてしまったけれど、でも今夜は肌寒いわってな時も、
これならストレスなく すぐに毛布を取り出せます。

今まで 季節外の布団類は、ケースに入れる等して普通に収納し、
出し入れに 多少なりともストレスを感じていましたけれど、
そのストレスとも これでもうサヨウナラ〜



漉太郎は とても気に入りましたし、
納品にあたっての整理&掃除で アトリエはピカピカになりましたし、
場所を取る布団収納を見直したおかげで、
その他の収納も 気持ち良くスッキリさせる事ができそうですし、
何もかも良い事ばかり!

最初の最初は、一晩かけて手作業で漉いていた革に、
仕上がり直前で失敗して穴をあけてしまった事から始まった訳ですが、
まあ、あまり落ち込まないように、前向きに、ですね。



革漉き機と布団収納で、昨日は一日中 ニコニコです。
ドラ息子どもが、お母さんが一人でニヤニヤしていて気持ち悪いと
主人に申しておりましたが、、、

え?
お母さんは夏休みでも毎日毎日 笑顔でにこやかに、
あなた方に接しているつもりですが !?


ニコニコ ポチッと♪
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良い事があるかも!?



( 2012.07.27 ) ( Handmade 私のアトリエ ) ( COMMENT:6 ) ( TRACKBACK:0 )
革漉き機
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おはようございます。
本当は 今日はブログをサボるつもりでしたが、
革漉き機に興味があります。
と、コメントを頂きましたので、頑張ります。


購入したのは NIPPINP-202です。
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本体とクラッチ サーボ モータは中古。(書き間違いです)
刃や押さえ金、その他 取り替えのできる部品は新品です。

アトリエの設置スペースに余り余裕がないので、
専用テーブルは、新しいものを最小巾に 加工してもらいました。
台だけではなく、脚も 左右の間隔を小さく加工してもらっています。

出所は 義足作成の為の大学なのだそうです。
古いものですが、殆ど未使用品の、とても良い状態の機械です。

中古の工業用ミシンを2台 持っていますが、
お世話になっているミシン屋さんは、いつも こんな風に、
出所が 企業の開発室だったり、個人の持ち物だったり と、
とても良い状態のものを持って来てくれるんです。



ちょっと話が逸れてしまいますが、
工業用ミシンは 鋳物、金属で、とても頑丈に作られていて、
本体が壊れる事は まずないそうです。
プラパーツは どこにも使われていません。

でも、中古の機械が、かつて工場でガンガン働いていたり、
特に それが外国の工場で、
そして 日本人以外の方に修理が重ねられていたりすると、
あまり状態がよろしくない場合が多いのだそうです。



さて、革漉き機。
この部分で革を漉いていきます。
IMG_3935_convert_20120727055937.jpg
ミシンの様に上から押さえ金がきて、
その下の黒い部分が送り金
送り金の右横にあるのが 刃です。
押さえ金の左の 細長いものはガイドです。


刃は ミシンと同じく 手前から奥に向かって回りますが、
押さえ金は 左から右へと回ります。
ですので、革は左から右へ 横方向に動く事になります。
この左右の動きが、ミシンと違いますので、まだ馴染めません。





本体の左から中を覗いたところ。
右の丸いのが 刃です。
刃は 直径10cmくらいのドラムのような形をしています。
左の赤茶色のものは刃を研ぐ部分、セロテープの様な形をしています。

この画像の方向からですと、
ドラム型の刃は、内部を覗き込んでいて、
セロテープの様な砥石は 側面を見ている事になります。
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新品の今ですと、刃の巾は 5cmくらい、
刃を研ぐにつれて だんだん巾が小さくなっていきます。





刃はわりと頻繁に研ぐようです。
研ぐのはカンタン。
機械の前面にあるダイアルを操作して、刃を砥石に触れさせるだけ。
刃も砥石も グルグル回転しますので、すぐに研げます。
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研いでいる最中は火花が散りますが、大して熱くはありません。
でも、内部にゴミが溜まっていると それに火がついて危ないそうです。





革を漉いたり 刃を研いだりして出る屑は、この口から落ちて来ます。
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確かに、、、これがないと大変だ。





これらは付属の部品達。
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3つあるのは 巾の違う押さえ金、
チョークの様なのは 刃を研いだ後に 刃の裏のカエリをとる為のもの。
手前にあるヘンなのは 赤茶色の砥石をお掃除する為のドレッサー。
一番奥の つまみの付いたヤツ、、、こ、これは何だ?





ドレッサー、面白いです。
ギザギザの円形の刃が5枚 重なっていて、それぞれ個別に動きます。
刃を重ねたロータリーカッターの様な形状ですね。
回転している砥石にあてて、汚れを落とすんです。
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それから、このニトフロンテープ
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ミシン屋さんが さり気なく置いていって下さったんですけれど、
このテープ、とても お高いのです。
なかなか一巻きは買いにくいので、
数人で分けあったりする事も多いと思います。

私は鞄を作っているので このテープを知ってますけれど、
知らない人には、ただのテープに見えてしまいますよね。

こんな風に、このミシン屋さんは腕もお人柄もすばらしくって、
いえ なにも 高いものをタダで貰ったからって訳じゃありませんけど、
とにかく、私はこのミシン屋さんを信頼し切っているんです。
ちなみに、「Quilt me」のYukaさんも同じです。





では 話題を戻し、ニトフロンテープ、
こんな風に 押さえ金の押さえる部分に貼って使います。
同じ様に、ミシンの押さえ金にも使えます。
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では いよいよ、実際に革を漉いてみますと、、、





うっほほ〜
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あんな革も こんな革も、うほほな仕上がり具合です
分かっちゃいたけど、今までの手漉きの苦労は一体なあに?です。
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硬い革よりも、柔らかくて伸びる革の方が 漉くのは難しいです。
これは革漉き機も手漉きも同じ。
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でも、まあ これも、刃をこまめに研げば大丈夫そうです。
難しいのは 一定の巾で漉く事ですね。
これは まだまだまだまだ修行が必要な様子。
しばらく鞄作りからは離れて、革漉きの修行に励みたいと思います。






最後に、
私のお世話になっているミシン屋さん、本当にとてもオススメです。
御希望の方がいらっしゃいましたら、ご紹介いたしますので、
鍵コメにて メールアドレスをお知らせ下さいませ。

都内の、特殊・工業用ミシン 専門店です。
家庭用ミシン、職業用ミシンの取扱いはありません。

あ、別に、紹介料をもらってる訳じゃありませんからね。
ご安心下さいませ。



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( 2012.07.28 ) ( Handmade 道具 ) ( COMMENT:44 ) ( TRACKBACK:0 )